アンカツ引退

G122勝をあげたJRAの安藤勝己騎手が、引退を決めたそうです。
 
安藤騎手は、笠松競馬場所属の騎手だった方です。
オグリキャップが笠松に所属していたときの主戦をつとめたことでも有名です。

しかし、私の中では、ライデンリーダーとのコンビで地方所属のまま、中央(JRA)に殴り込みをかけ、桜花賞で惜敗、オークスで惨敗した印象が強いです。

ライデンは、前哨戦の4歳牝馬特別を快勝したので、本番の桜花賞では徹底的にマークされて、足を余して4着に敗れました。

そこで、オークスでは、先行したのですが、失速して惨敗でした。

4歳牝特からオークスまでの一連の競馬をみて、アンカツのライデンだけには勝たせないぞとの中央の騎手たちの意地がとても印象に残りました。これは、その後のコスモバルクのときも同様です。

安藤騎手は、その後、中央に移籍してG122勝をあげましたが、その中で一番印象に残っているのは、ダイワスカーレットとのコンビで取った有馬ですね。

トップジョッキーらしい、きれいな引き際だと思います。お疲れ様でした。